
妊活をしていると、SNSやネット、友人との会話の中でいろんな情報が入ってきますよね。
…って、どこかで聞いたような話。でも、実はそれ全部“思い込み”かもしれません。
今回は、私自身が妊活の中で感じた「よくある誤解」と、それに対する“正しい知識”をまとめてみました。
Contents
誤解①「若ければすぐ妊娠できる」
これ、たぶん妊活において一番よくある誤解じゃないかなと思います。
実際はそんなに簡単な話じゃないんですよね。
もちろん、年齢が若い方が妊娠しやすい傾向があるのは確か。
でもそれはあくまで「確率が高い」というだけで、「必ず妊娠できる」というわけじゃない。
妊娠には、体の状態・ホルモンバランス・ストレス・パートナー側の“タネ”の状態など、いろんな要素が関わってきます。
正しい知識としては、若くても“数ヶ月〜1年くらいはかかる可能性がある”というのが普通。
焦らず、日々の生活や気持ちを整えていくことも妊活の一部として大切です。
誤解②「不妊治療は最後の手段」
私も妊活を始めた頃は、「不妊治療って、どうしても授からなかった人が行くところ」って思ってました。
でも実際は、不妊治療って「最後の砦」じゃなくて、“妊娠しやすくなるための選択肢のひとつ”。
むしろ、早くから医師と相談して、自分たちに合った方法を見つけていく方が妊娠の確率も高まることが分かっています。
正しい知識として、「不妊治療=早期相談で未来を変えるツール」くらいに思っていて大丈夫◎
誤解③「排卵日だけタイミングを取ればOK」
これは、私も完全に信じてたやつ(笑)
でも実は、それってちょっと違ってて。。。
実際には、妊娠しやすいのは「排卵日前の数日間」なんです。
“タネ”は女性の体内で最大5日間も生きると言われていて、排卵のタイミングにうまく“待ち構えている”状態の方が妊娠しやすい。
つまり、「排卵した日に当てる」よりも、「排卵する前から準備しておく」方が大事。
正しい知識としては、排卵日+その前後の2〜3日を含む1週間くらいを“妊娠可能期間”として考えるのが◎!
誤解④「運動や食事で妊娠しやすさはコントロールできる」
もちろん、バランスの良い食事や適度な運動は大切!
冷え改善やホルモンバランスの安定にもつながるし、妊活の土台を整えることはとても大事。
でも、それだけで妊娠力を完全にコントロールすることはできません。
ホルモンの分泌や排卵のタイミング、そしてパートナーの“タネ”の状態…
どうしても“自分ではコントロールできない要素”があるのも事実なんですよね。
正しい知識としては、「生活習慣の見直し=妊活の一部」。
でもそれが“全部”じゃないから、視野を広くもって取り組もう!
誤解⑤「不妊の原因は女性にあることが多い」
「不妊=女性の問題」って、未だに言われがちだけど、それはもう古い考え。
実際には、不妊の原因の約半分は男性側にあるとも言われていて、
“タネ”の状態も、妊娠においてとっても大切なポイントなんです。
妊活は“女性ひとりが頑張るもの”じゃなくて、“ふたりで協力するプロセス”です。
パートナーとのコミュニケーションを大切に、ふたりで取り組んでいきましょう!
まとめ|“なんとなくの情報”を信じすぎないで!
妊活って、目に見えないことばかりで不安にもなりやすい。
だからこそ、ちゃんとした情報をベースにした選択をしてほしいなと思います。
焦らず、自分のペースで。
必要があれば病院に相談することも怖がらずに。
そしてなにより、パートナーとの会話や気持ちの共有を忘れずに。